長崎の学校のエアコン設置率

もうほんと世界規模で今年は猛暑となっていて、日本でも40度超えがあるとか。

長崎の最高気温はまだマシで33度とかだが、それでも外で歩くだけで足元の熱気もかなりすごい。


と、さっきニュースを見ていたら、長崎の学校におけるエアコン設置率は九州で最低という報道があった。

僕が幼かった頃は当然学校の教室にはエアコンなんてなくて、職員室は天国みたいなものだったが、今や昔と違って確実に夏の気温は上がっていると思う。

で、ちょっと調べたら既に3月の時点で長崎新聞に設置率のことが掲載されていた。


設置率の全国平均は49.6%、長崎県は何と8.6%である。

九州だけで見ても福岡が65.5%で、あとは30%台が続き、沖縄を除いて6位が宮崎の26.7%、そして長崎がダントツ7位の8.6%。

今まで全然知らなかったがなかなかすごいものがある。

まあ各市町村で違いがあるのだが、同じ県内でも島原市は何と小中学校ともに100%の設置率!

これがなければ県平均は8.6%よりももっと下がることだろうが、一応昔の普賢岳の災害以降窓を開けられない状況が続いたからという理由もある。

ちなみに大村市などでは0%、長崎市は4%であり、諫早の話が載っていたが設置には数億円かかるとのこと。


しかしなぁ、これだけ高齢者や子供が熱中症で倒れている中、たかだか数億円の予算を出すのに何の問題があるのだろう。

例えば以前も言及したが、野母崎に作ろうとしている恐竜博物館なんて17億円、しかも市の試算だから多分さらに膨れ上がるのは目に見えている。

市の経済にどれだけ貢献するのかについては良いように当てはめてるんだろうけど、そんなもんより学校にエアコン付けてあげればいいのに。




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PHO-TO

平成19年4月に初めてのデジイチ購入し、以後まったりと写真撮影を行ってきています。 ネイチャーフォトからHDR、画像のレタッチやPhotoshopでのマニピュレーション、 たまにポートレートなど、なんでもござれのHPです。 Tomo