撮影用の背景ボードを漆喰を用いて作る その3

今回も続きを。

昨日はベースとなるブルーグレーまで塗っていたので、今日はビネッティングっぽく黒を塗り、さらに若干アイボリーも載せてみる。

黒については今後メタルチックな塗装も別にやってみたいため、一部では大人気らしいアイアンブラックを用いる。


そんなに量は要らないので蓋の裏についたものを適当に取って、水で薄めながらハケで塗っていく。


塗る際にはハケにべったりと付けるのではなく、若干付けた上で毛先をバサバサにするくらいに新聞などでペンキを取り、その状態でサッサっと撫でたり軽く押し付けたりで塗っていく。


大体こんな感じ。

ビネッティングを意識してなるべく周囲が暗くなるように塗っていってみた。

次に表面の形状をうまく用いるべく、軽くアイボリーを当てていく。


これも適量だけを出し、水で薄めながらスポンジを用いて塗っていく。

ポンポンとやったり、表面の起伏がある場所は軽く撫でたり。

付きすぎたかなと思ったら表面を塗れたティッシュで叩くか、霧吹きを直接塗った場所に吹いてティッシュでポンポンと叩きつつ薄めていく。

そうやって完成したものがこれ。


おお、大体自分がイメージしていた通りのものができてくれた。

表面の性状もなかなか良い。


うまくベースのブルーグレーと、黒、そして一番表面の部分にアイボリーが載っているような感じに仕上げることができた。


特にライティングせず、室内の天井の照明だけで撮ったもの。

なかなかいいねぇ。


さて、今回は初の漆喰を用いた撮影ボードの製作を行ってみた。

やってみたら案外簡単だったので、今後は色を変えたり表面の形状を変えたりで色々と作っていってみたい。

皆様も機会があれば是非お試しを。


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PHO-TO

平成19年4月に初めてのデジイチ購入し、以後まったりと写真撮影を行ってきています。 ネイチャーフォトからHDR、画像のレタッチやPhotoshopでのマニピュレーション、 たまにポートレートなど、なんでもござれのHPです。 Tomo