ヒノキ板を使って撮影用の床材を作る

先日の撮影用背景ボードの製作に続いてDIYでの撮影用具シリーズ。

今回はヒノキの板を使って、撮影用の床材を作ってみる。

ヒノキ板は10枚セットで適度なものがあったのでこれを用いる。

まずはバーナーで全体的に炙る。


焦げて煙が出てもOK。

このバーナー方式は以前庭で苔盆栽を並べるために購入した万能台にもやったことがあるので、それを同じようにやっていく。

ある程度焦げ目が満遍なく付いたら次はサンドペーパーで磨いていく。

これが余計な焦げを除去してくれる。


大体こんな感じになる。

エイジングの効果も意識して、意図的にかなり雑にやった。

表面にはすすの粉が結構ついて汚れている状態なので、濡らしたタオルで拭いていく。


その後乾燥させたら大体こんな感じ。

ちなみにもともとの表面はこんな感じ。


バーナー方式でだいぶ表面の印象が変わることがわかる。

ちなみに今回はステインも塗ってみようと思って購入していたのだが、案外このままでも撮影用には悪くないと思ってまずはこのままで撮影を試してみる。


板を並べて配置すればあっという間にテーブルチックな床材の出来上がりだ。

ちょっと木目が主張しすぎかなとは思うが、まずまずだろう。

5枚並べればこれくらいは撮れるので、残り5枚には別途購入しているペンキを薄く塗ってみようと思う。


ちなみに今回からこれまで一度も使っていなかった60x60のソフトボックスを用いてみた。

言ってみれば以前まで使っていた蛍光灯のソフトボックスがストロボに置き換わったわけであり、影の柔らかさの効果は抜群だ。

数年前に購入してから今まで開封すらせず使っていなかったけど(まあワイヤレスのシステムにまだ手を付けていなかったからなのだが)、このセットに付属しているブラケットはストロボを挟むS型タイプではなくシュー部分で固定する形になっている。

そのためストロボ分の結構高さがあるのでソフトボックスとスタンドの干渉を防ぐことができ、こういった感じで結構真下に向かって照射することができる。

(S型だと高さがないのでスタンドと干渉してしまう)

しかも調節部分は自由雲台方式という簡便さ。

ワイヤレスでX1Tでチャッチャッと補正すればいいだけだし、もっと早くこれを使っておけばよかった(笑)

今後のブツ撮りではこれを基本に使ってみよう。


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PHO-TO

平成19年4月に初めてのデジイチ購入し、以後まったりと写真撮影を行ってきています。 ネイチャーフォトからHDR、画像のレタッチやPhotoshopでのマニピュレーション、 たまにポートレートなど、なんでもござれのHPです。 Tomo