いきなりKernel-Power 41問題と言われても大抵の人はナンノコッチャ状態だろう。
が、これで日々悩まされる人は一定数存在する・・・
僕が普段使っているメインPCは自作PCで、数年前にあまりお金をかけずに作ったもの。
CPU:Intel Core i3-6100(非力w)
MB:ASROCK H170 Pro4
SSD:SanDisk 240GB
メモリ:DDR4 32GB
グラボ:玄人志向 GeForce GTX1070 GF-GTX1070-E8GB/OC2/DF
OS:Windows7 Pro 64bit
ちょいと金欠なときに急いで作ったものなのでCPUにお金をかけられず、Photoshopの重さ回避のため当時はグラボとメモリ量を優先した。
グラボだけで4万か5万くらいしたと思うが、メモリは当時はまだ安くDDR4の32GBでも2万円を切っていた。
今思えばもっと良いCPU買うべきだったw
今調べたらメモリの値段は格段に跳ね上がっているので、当時容量多めにしておいてよかった。
OSに関してはどうしても7Proが使いやすいのでずっとこれを使っている。
で、そんなこんなで今年の春くらいからだったか。
夜に一度PCの電源を落とし、さて寝ようかというときに、ひとつ仕事での書類を作り忘れていたことに気づいた。
またPCの電源を入れ、ケースファンは回るが、内部のCPUファンの音が聞こえてこない。
モニターにも出力されない。
あれ?と思って内部を見ると、一応グラボのLEDとかは点いていて、ケースの電源も機能しているが、CPUファンが回らない。
つまりはMB自体が機能せず、BIOSすら立ち上がらないという状態だ。
何度か電源を入れなおしたもののやはり同じ状況だ。
あちゃーどこかがイカれたかと思い、とりあえずはそのときは何もできずだったが、翌朝電源を入れてみると何事もなかったかのように立ち上がる。
再現性はどうかと思い、翌日も一度立ち上げ、それからしばらく使用してから電源を切ってみる。
再度入れ直すと、やはり前日と同じ症状になった。
それからいろいろと調べてみたがどうやら帯電が問題かと思われ、ネット上にある放電方法について試してみるが1時間くらいでは全然立ち上がらない。
だいたい一晩、6時間以上電源コードを抜いておいてやらないと起動しない状態だった。
まあこれは必要な際はずっと立ち上げておけばいいのでなんとか乗り切ってきたが、先週ネットを見ていたら今度はいきなり「プツン」と電源が落ちてしまった。
さすがにこんなことは今までなかったので、再度電源を入れようとしたらまた上記の状態でやはり起動しない。
これも翌朝にはまた起動できる。
これはさすがにまずいというか、Photoshopで気合いれて弄っていたり、仕事で使うスライド作業中やワード文書入力中とかならうまく回復できるかどうかわからない。
ということでまたいろいろと調べてみた所、
Kernel-Power 41問題
というものが目に止まった。
どうやらこういった、突然のシャットダウン等の総称を言うらしく、さらに調べてみるとこれで苦労されている人々は多いようだ。
自分のもそうかも、と思い、突然落ちた後の翌朝に無事立ち上げてイベントビューアーを見ると、やはり「Kernel-Power」「41」が表示された。
この問題はほんと原因が多岐に渡るらしく、中にはOS側の設定で治ることもあれば、それでもだめでハードの問題、しかもキーボードを交換したら治ったとか、ほんと細かいことでもこの問題が生じるようだ。
自分もネットで推奨されているOS側の設定を弄ってみて、その後安定したかと思いきや、ShutterstockにFTPでアップロードしている途中でまたプツンと落ちてしまった。
過去の再起動ができない問題も含めて、いろいろと原因は考えられるものの、その中でも僕のPCの場合は「電源ユニット」が問題ではないだろうかと考えた。
自分が使っていたのは玄人志向の80Plusの600Wだったが、今はBronzeがあるので今回は試しにこれに変えてみようということで注文。
さっそく交換して無事起動できることは確認したが、問題は一度電源を切ったあとの再起動である。
一度シャットダウンして、1分程おいて、電源ボタンを押してみる。
ウィーン・・・ヴィーン・・・
画面には「ASROCK」の文字が!!
ということで、僕のKernel-Power 41問題は、電源ユニットに問題があったということがわかった。
まあ電源ユニットに問題があるという例はけっこうあるようで、僕の場合も典型例か。
ともあれ、今のところ突然シャットダウンすることもなく使用できているし、しばらくは様子見だがだいぶ精神的に楽になった。
0コメント